戸定が丘歴史公園

戸定歴史公園 2001年6月24日


 徳川幕府最後の将軍、慶喜の実弟、水戸藩最後の藩主でもある徳川昭武の別邸、戸定邸です。 徳川昭武という人物は幕末、将軍の名代としてパリ万博へ行ったことが有名です。 ヨーロッパ歴訪中、将軍の時期候補として紹介されています。
 幻の将軍とも云うのでしょうか。。。

 戸定邸内の写真です。 書斎から中庭に向かって撮影しています。
邸内は迷路のように幾つも部屋があります。 やはり華族の家でもあり、広大な敷地に広い庭園があったのが印象的です。 書斎からは江戸川にかかる葛飾橋が見えました。 天気のよい日などには遠くに富士山や筑波山も見えるそうです。

 戸定邸での最大の収穫は、松戸市戸定歴史館内にあった『古写真に探る 幕末徳川の城』(松戸市戸定歴史館 :発行)です。 幕末時の江戸城二条城大阪城の古写真が多く掲載されております。