備中 松山城
備中松山城・天守閣 2000年7月17日
名称
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重要文化財 国指定史跡松山城跡
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城の種類
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山城
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高梁市を見守るように臥牛山の三峰があり,その真中に位置する小松山に備中松山城があります。
現存天守閣がある城で一番標高(430㍍)の高いことでも有名です。
色々な資料に昭和初期の荒廃した天守閣,二重櫓を白黒写真で見ることが出来るのですが,現在この城を見ると地元の方のこの松山城にかける熱意が伝わってくるようです。
話は変わりますが,この城に登場する人物もまた多彩です。 山中鹿之助・小堀遠州や赤穂藩:家老・大石内倉助などの有名人の名が垣間見れます。
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登山道を上がっていくと,まず初めに目に入る石垣は大手門付近の城塁です。 下の写真を見るとわかるのですが,自然の天険をうまく取り入れた石垣がまず,登山者の目に映るはずです。
作者の印象として松山城の見所は,大手門付近から厠曲輪方面の石垣,それと下から2番目の写真で,後曲輪から見る二重櫓ではないでしょうか。
駐車場からの登り道,大手門跡から見る石垣はそれまでの疲れが飛んでいってしまうような開放感を感じる筈です。
また,本丸に行くと無料で冷たいお茶が頂けます。 のどが渇いていたせいか,とてもおいしかったです。
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帰り際,どこの方かはわからなかったのですが,多分,高梁市の教育委員会の方か,もしかすると高梁市長かと思われる方々が視察中でした。 その一番偉い方のように見える人に『お城はどうでしたか?』と,丁寧に聞かれ『大変よかったです。』と答え,『この暑い中,ここまで登ってこられてご苦労様です。』と,汗をいっぱいかいた顔で話し掛けてきてくれたのが印象的でした。 |
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上記の視察団の方の説明で,なんでも先日の台風(いつ頃の台風かはわかりませんが)重要文化財の土塀の一部が破損したと言うような話をされていました。 山城と言うこともあって,台風などでは拭きっさらしになってしまうことを考えると城を管理するのも大変なんだなぁと,視察団の方の後ろでフムフムと一人で納得してました。
左の写真は二の丸から本丸方向に見た眺望です。
天守の他に五の平櫓や六の平櫓が見えます。 |
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高梁市のみなさんに大変失礼なのですが,表側から見る松山城は大変整備されきれいに見えるのですが,裏側から見るとちょっと古びた感じに思えます。
また,この方が当時の城の雰囲気を醸しだして,また一献なんですが。どうでしょう?
この二重櫓の裏側なんかはそんな感じしません? |
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左の写真は九の平櫓跡です。
この櫓跡の裏側に大松山へ向かう階段があったようなのですが,見落としてしまいました。 この後ろ側が二重櫓なのですが,そこに気が向き過ぎていたようです。(残念。。。)
縄張り図を見てみると,下りの階段がしばらく続くと土橋があり,その先には番所や井戸の跡があるようです。 さらにその先には大松山へむかう道が続いています。 みなさまも松山城へ行きまたら水の手御門先の階段を行ってみてはいかがでしょうか…。(実際に道があるかはわかりません。念のため) |
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