播磨 三日月藩陣屋跡

三日月藩陣屋跡 物見櫓復原工事 2001年12月24日

名称

三日月藩陣屋跡

城の種類

陣屋


 利神城からの帰り道,1年前の夏に寄った三日月陣屋に再び訪問しました。
 左の写真が1年前の状況です。 石垣に橋が架けられ,その向こう側には物見櫓の復原工事現場が見えます。
 別の場所に現存していた物見櫓を元にあった場所へ復原したようです。
 工事現場の看板には『復原と復元』の意味の使い分けの説明がされておりました。
(詳しくは辞書などで!)
 作者もあまり意識しないで,この言葉(漢字)を使用していましたが,改めたいといけないかもしれません。

 三日月藩は、元禄10年(1697)津山藩改易後,岡山県作州勝田郡から移って森長俊が開きました。
 長俊の祖父にあたる森忠政は、織田信長に仕え本能寺の変で殉死した森長定(蘭丸)の弟になります。
作者も安土城に行き,森蘭丸邸跡と呼ばれる看板があったことが思い出されます。
 左の写真は上の物見櫓の向こう側にある列祖神社の山門です。 なぜがここだけ時代に取り残されたような感じがしました。