二本松城と云えば、平成7年に復元された本丸石垣の天守台と、遠くに望む安達太良山の山々ではないでしょうか。
冒頭の映像は二本松城の本丸石垣上から撮影した天守台、安達太良山方面から二本松市内を映したものです。
次の写真の手前にある石垣は復元前まで構築されていた穴太積みの石垣です。
復元に使用するには耐えられないと判断され、この場所に移築展示されました。
さらに、奥にある復元された石垣の内部には、会津領主・蒲生氏郷が慶長初年の時代に築いた1メート程の石垣が内蔵され、
その後入部した加藤氏が拡張した寛永初年の石垣が覆われるように、現在の形となっています。